GABAの必要性や働き

現代人にはGABAが足りない?GABAの必要性や働きを紹介

GABAとは

チョコレートやココアの原料になるカカオに含まれているGABAという成分に、今注目が集まっています。GABAは、発芽玄米などに多く含まれている成分で、健康に役に立つとされています。正式名称はガンマーアミノ酪酸と言いますが、アミノ酸の一種ではあるもののタンパク質を形成している18種類のアミノ酸とは違って、哺乳類動物の脳や脊椎に存在している成分の一つです。

 

GABAは、体内で神経伝達物質として脳内の血流を活発にしてくれる働きを担っています。酸素の供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高めてくれる働きがあることが明らかになっています。なので、脳内のGABAが不足してしまうとイライラが増えたり、体調不良を引き起こしてしまったりすることがあると言われています。またGABAは特に深い眠りについている睡眠中に生成されるという特徴を持っているため、睡眠不足はGABA不足につながります。

 

GABAにはどんな効果がある?

 

GABAには様々な効果があると言われています。まず、GABAには血液中の塩分をろ過してくれる働きがあり利尿を促します。血圧を下げてくれるので高血圧の予防につながります。また、内臓の働きを活発にして消費エネルギーを高めるほかにも、血液中のコレステロールや中性脂肪をコントロールしてくれるので肥満の予防や糖尿病の予防にもつながります。さらに、脳内の神経伝達物質として働いてくれているので、イライラをやわらげる効果もあります。チョコレートを食べてほっとするのはGABAによる効果もあるでしょう。

 

また、GABAが不足するとパニックや不安状態となってしまうことが多くなるとされています。そのため、睡眠障害を引き起こしたり、自律神経の乱れ、うつ、更年期といった症状が起こりやすくなります。ですので、GABAの量が適した量になると睡眠障害が改善されたり、自律神経の乱れが改善されるといった効果も期待できます。

 

GABAを含む食べ物

GABAが多く含まれている食べ物としてあげられるのが、チョコレートなどのカカオ製品はもちろんのこと、発芽玄米やジャガイモ、なす、トマト、かぼちゃなどの野菜にもたくさん含まれています。また、果物にもGABAを含んでいるものも多く、温州みかんやぶどう、ゆずや甘夏みかん、いよかんなどの柑橘類に多く含まれている傾向にあります。様々な食べ物にGABAは含まれているので、バランスよくなんでも食べるということが大切です。